のんびりカレイ釣りの巻
2024年3月3日 6:00-12:00
今回の釣りものはカレイです。前日に友人のIくんから「カレイ釣り行かへん?」との連絡があり,急遽釣行を決定しました。カレイ釣りというか投げ釣りは年に1回も行かない年もあるくらい疎遠な釣りで今回もおそらく2年振りです。一方Iくんは投げ釣り専門で1週間前も40 cmオーバーを上げています。自身の技術には全く自身のない私ですが,Iくんのおこぼれくらいは当たるかもという下心を抱えていざ出発。

現地到着は5時過ぎ。明るくなるのを待って6時頃に釣り開始。根拠のない自信と期待を竿に乗せ,朝日に向かって第1投を投げ込みました。

餌はお馴染みアオイソメ。スチロール製の容器も相まって焼きそばのようです。今回は250 g入りのものを1人2パック用意しました。正直「こんなに要るんか」と半信半疑で購入しましたが,Iくん曰はくこれでも半日で無くなるとのこと。よほど餌取が多いのでしょう。

実際,Iくん仰せのままに大盤振る舞いで房掛けにしたアオイソメがものの数分で素バリにされてしまいます。

水温は最も低い時期に当たるはずですが,餌取の活性はすこぶる高い模様。餌が付いていなければ釣れるタイミングが来ても釣れないということで,数分おきに回収しては餌を新しくして再投入を繰り返していきます。竿は2本に絞っていますが,これでもかなり忙しい。
Iくんと談笑しつつ回収しては投げを続けていきますが,一向に当たりなし。

Iくんも同様に当たりが無い様子。
針掛かりこそしないものの,餌取は依然高活性のままで開始2時間で1パック目を使い切りました。
このままでは昼まで持たないということで房掛けの匹数を減らして再開してから数投,私の竿に待望の当たりがありました。投げ釣りレベル5の私は喜び勇んで巻き取りにかかりますが,Iくんの表情は冷静そのもの。
「当たりが弱かったか餌取ちゃうか」との言葉通り,お馴染み憎きクサフグでした。

朝からせっせと投入した1500円分のアオイソメを平らげたのも恐らくこいつらでしょう。
「お前らが食っていいアオイソメなんて無い!」と言いたい気持ちも虚しく,この1匹を皮切りにポツポツクサフグが針掛かりするようになりました。何匹かに1匹は本命っぽい当たりを出すやつもいて余計に憎たらしい…
Iくんも同様にクサフグ職人になっているようです。期待していた潮止まり前後の時間帯も状況に大差なし。
クサフグの当たりに一喜一憂すること4時間,二人とも餌を使い切ったところで本日の釣りは終了となりました。
二人同窓会が出来たからまあいいか。

【本日の道具立て】
竿:プライムサーフ27号4.05 m(ダイワ) & 3.9 m投げ竿 リール:アクティブキャスト1080(シマノ) & ワゴンリール 道糸:ナイロン6号 針:ケン付流線14号 エダス:4号