へらぶな釣り その1

へらぶな釣り その1

2024年2月17日 15:00-18:00

記念すべき一発目の投稿です。よろしくお願いします。今回の釣り物はへらぶなです。少しタイムリーさには欠けますが,せっかくなので個人的に思い入れのあるへら釣りで始めることにしました。

行先はA川。数年前から行き始めたマイポイントです。前日夜の時点では朝起きて行くぞ,という気持ちで眠りに就いたわけですが,起きたら12時。なんだかんだで釣り開始は15時頃になりました。

夕マヅメだけを狙うコスパの釣りなんだと思うことにしましょう。

とりあえず15尺(4.5 m)を継いで両グルテンの床釣りでスタート。水深は2本(2 m)くらい。

餌はわたグル1,四季1,水2のつもりが水2.5くらい入ってしまい想定よりも軟々のグルテンになってしまいました。「捨てるのももったいないし,まあいいか」とこのまま打ち始めます。ここらでお気づきの方もいるかもしれませんが,今日はそう,「適当な日」です。

餌が十分に吸水するのを待って打ち返すこと30分,浮きの周りに泡が出始めました。そろそろ浮きも動き出すかなと思っていると,1節押さえるいい当たり。流れでシモっている割には綺麗に当たったなとか考えながら寄せてきた1枚目は残念ながらマブナでした。

まあまだ開始30分ですからね,のんびり行きましょう。

この後は浮きの下に魚が居る状況は続くものの,いまひとつ食いに繋がりません。足元に寄ってきたコイに軟々のグルテンを処分してもらいつつ,スローに打ち返していきます。

掛かったら嫌ですが,こうして見るだけなら愛嬌があっていいものです。

コイに失敗作を完食してもらい,固めに作った2杯目のグルテンで打ち返すこと数投。待って待って食ってきたのはフナではあるが,またしてもマブナ。

何も釣れんよりはいいんですがね。やはり狙いの魚が釣れないと喜べません。

その後しばらくは沈黙ムードになり,自律型餌打ちマシンと化して数十分。馴染んだままの浮きが返ってくるようになった!このチャンスは逃してはならない…フワフワ動くサワリの中から食い当たりを選んで合わす…!

あっ,ミスったかも。でも引きかたは口に掛かっているような感じがするが果たして。

あああああ!やっぱりミスってたぁ…

写真ではもう外してありますが,しっかり下あごの外から針掛かりしていました。口以外のところに針掛かりすることをスレ掛かりと言うのですが,へら釣りではスレた魚は釣果としてカウントしません。したがってこれはゴミ袋を引っかけたのと変わりません。せっかくヘラだったのになぁ。

この後も魚はいるものの決定打はなく時刻は17時。日も傾き始め,薄っすらとですが雲もかかってきてしまいました。こうなるとほとんど浮きが見えません。元々浮きが見にくいポイントなので,消込でもしない限り当たりの判別ができないような状態になってしまいました。

1枚でも釣っていればここで帰るところですが仕方ない,アレを出すか。

よし,これで1時間は粘ることができます。

非常に良く見えます。

ドアップの浮きを睨み続けますが,ふわふわサワるだけで中々食いません。それでも諦めず再び自律型餌打ちマシンになっていると,1/3節強く押さえる食い当たり。やはりへら釣りは渋い当たりを合わせて釣るのが最高です。「今のは明るくても双眼鏡がなかったら見えてなかったなあ」とニマニマしながら魚を寄せてきました。そして玉網に収まったのは…果たしてマブナ。

今日は数少ないヘラをスレさせた時点で命運尽きていたということでしょう。

この後数投しましたが,流石に双眼鏡でも浮きが見えなくなり,実釣終了。本日はマブナ3枚のボーズとなりました。

【本日の道具立て】

竿:15尺 道糸1号 ハリス:0.5号 上30 cm 下38 cm 針:アスカ4号(たぶん)

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