ビワマストローリング その3

ビワマストローリング その3

2024年6月23日(日) 5:30-11:30

ビワマス釣りです。

当日はシーズン中にあと1回と思って臨みましたが、天候や仕事の都合で結局この日がR5-6シーズン最終釣行となりました。

当日は結構な荒れ模様で道中は車が風で揺さぶられるほど。雨も時間5 mm以上は降っていそうな土砂降りでした。前日レンタルボート屋に天候の確認をしたところ大丈夫だろうとの判断だったため予定通り出発。同行するNさんTさんと「本当に船が出せるのか」と疑心暗鬼になりながら現地へ向かいましたが、到着してみると道中の荒れた天気が嘘のように穏やかな琵琶湖が迎えてくれました。現地人恐るべしです。

とりあえず雨もなく準備開始。今回は2本目を準備中に1匹目という訳にはいきませんでした。

それでも2本目を出して数分後には当たりがあり,まずは一安心と思いきや上がってきたのはウグイで期待外れもいいところ。

オートフォーカスもウグイにはピントを合わせたくないようです。

この日は一日雨または曇りの予報で,出られさえすればそこそこ釣れるだろうという予想をして行ったのですが,開始直後の朝マヅメはウグイのみに終わってしまいました。

7時半を過ぎ,同じことをしていても仕方ないということでダウンリガーのほうを40 mまで沈めてみるとようやく1本目を確保できました。

40 cmちょいとサイズはそこそこな感じではあるものの,後が続きません。

さて,どうしたものか。この日は所用があり昼前までしか釣りができないため,残り3時間くらいしかありません。

ものすごくローライトでいい感じなのに全く動かない竿たち。

そのまま当たりなく雨も降ってきました。

濡れるのは仕方ないとして,せめて恵みの雨になってくれという他力本願が聞き入れられたのか偶然か,今度はレッドコアのほうにアタリがありました。

レッドコアは巻いてくる距離が長いのでバレないかヒヤヒヤさせられます。

アタリが少ない時ほど…という気もしますが,Tさんしっかり取り込んでくれました。50 cm弱の良型を追加してようやく2本目。

ここから徐々にアタリが出始め,爆釣とはほど遠いものの飽きない程度には釣れるようになってきました。半分かそれ以上はリリースサイズが混じってきてなかなか数が伸びないのがネックで,何もないよりは楽しいけれども…何かやりようはないものか。

20 cm代のかわいいやつが今年は多い気がします。オートフォーカスもビワマスには合わせてくれる。

しばらく特に工夫なく釣りをしてキープサイズを1,2本追加したタイミングでアタリの出るタイミングに共通点があることに気づきました。普段は全然そんなことないのですが,この日は明らかにタナを変更した直後にアタリが集中しているようです。これはもしかして仕掛けを動かすことが誘いになっているのではないか…

検証するのは簡単なので早速実行。とりあえずダウンリガーを5 m浅くしてみる。電動でウエイトを巻き上げながらメインタックルを手動で巻き上げ。止めて数秒,凝視していると本当にアタリ!

釣れました。

今度はレッドコアのほうで検証。リールを3回高速巻きしてすぐに止める,数秒凝視でまたまたアタリ!

今度は途中でバレてしまいましたが,これはいけると確信できました。

ここからはしつこいくらい誘いをかけて能動的にアタリを引き出していく作戦に変更し,少しですが状況が好転。ついでに魚が濃いピンスポットも発見し,プチラッシュに突入しました。

途中サツキマスも登場してマスフリークの3人は大盛り上がり。熊野川ではお目に掛かれませんでしたが,琵琶湖で会えるとは思いませんでした。

顔つき,シルエットが全然違います。

朱点が美しい。

本題の最終釣果はこんな感じ。

閉店間際のプチラッシュで1人2本のお土産プラス1匹を確保することができました。

シーズンラスト,大成功とは言えませんが誘って釣るというトローリングの新たな一面を発見することが出来ました。やはり能動的にアタリを引き出せると釣った感があってより楽しいものです。

来シーズンは15本獲れますように。

【本日の道具立て】

レッドコア 竿:海春30号3.3 m,パワーウルフ190ss リール:レオブリッツ500s,小船c2000 レッドコアライン:12lb100yd リーダー4号

ダウンリガー 竿:Friday TheSolid GLASS 5ft リール:バルケッタ 道糸:PE0.4号 リーダー4号 ダウンリガーウエイト3 kg

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