へらぶな釣り その6
2024年4月27日(土) 6:00-17:00
いよいよ連休が始まりました。私の休日はカレンダー通りなので,今年は合計7日間です。具体的な予定はほぼありませんが,4回くらいは行きたいところです。
初日はマイブームのヘラ釣りでスタート。この釣りでは今年初の2人釣行でWくんと津風呂湖へ行ってきました。

場所は前回と同じ吉野運動公園下で,倉庫の前あたりに釣り座を構えました。
見える範囲に他の釣り人は5人と前回より人は少なかったものの,岸寄り(15尺ラインくらい)でもバンバンモジリがあり,魚っ気はかなりありました。過去2回は2枚,1枚止まりなので,少なくともこれらの記録は更新したいところです。
また,Wくんは普段野釣りをしないということなので,今回はWくんに釣ってもらって野釣りを布教することが裏の目的でもあります。
今回はネットで検索すると上のほうに出てくるへら鮒天国の釣果情報に載っているT氏の釣り方を真似してみると事前に決めていたので,何も考えず仕掛け,餌をさっさと準備して即釣り開始。

15尺棚1本の宙釣り,マッシュベースの両ダンゴです。ハリスは40-50 cm,ウキボディ6 cmという管理池チックな仕掛けで津風呂ベラに挑みました。ちなみに針はアスカ8号。
餌も全くのパクリでマッシュ2,マッシュダンゴ2,凄麩2,カクシン1,水4で作りました。見た目は白いダンゴで,手触りは粘りがあって餌付けしやすいマッシュという感じ。写真の状態ではナジミが浅かったので,もう少し練り込んで使いました。
へら鮒天国に詳細が書いてあったわけではないのですが,上の両ダンゴなら落ち込み狙いだろうという予想をして馴染んだら即エサを切るというテンポを守り,餌打ちを続けていきます。
周りが全員床を打つなか,半信半疑で餌を投下すること約30分。ウキが立った直後にフワッと受けて「あっ」と思ったら少し馴染んでから3節ドスン。

あっさり釣れました。さすがT氏です。
その後すぐにスレを掻いてしまったもののなんのそので,危なげなく2枚目を追加。

この後もいいアタリは高頻度であるのですが,空振りが多くなってきました。4-5回連続で空振ったところでどうもおかしいと悟り,おそらくジャミだろうと当たりを付けました(後にハス,コアユと判明)。
こうなると結構釣り辛くなってしまいますが,根本的な打開策はなくエサ打ち&空振りマシンと化して釣りを続けます。その後20回くらい?空振ったあと過去2回の記録更新となる3枚目。

ひとまずこれで最低限の目標はクリアです。一安心。
ここまででヘラが食ってくるのはウキが立った直後に受けて,なおかつナジミの浅い位置でアタッてきた時であることに気づき,以降は受けさせながらもギリギリ馴染む程度のセッティング(餌付け,ハリス,仕掛けの振り方など)を意識して釣っていきました。
具体的にはすんなり馴染むときには餌を角ばらせて付けたり,ハリスを長くしたり,仕掛けを目一杯振り切って投入したり,沈下途中でよくバラケ,沈下スピードを遅らせるように調整します。
反対に魚が寄って馴染みにくいときには餌を丸く,仕掛けを落とし込み気味に振ることで無理やり馴染ませるというやり方です(ハリスは面倒なので一度長くしてからは変えなかった)。
あとはひたすら餌打ちあるのみで午前中で6枚釣ることができました。ちなみにWくんは苦戦中でここまでゼロです。午後に期待ですね。
午前中の好調ぶりに「今日は2桁いけるぞ」と意気込んだのはいいものの,少し前から降っていた小雨が本降りに変わってしまいました。
パラソル無しでは取り返しが付かない程濡れそうな振り方になってきたため,パラソルを持って行かなかった私はしばらく休憩を余儀なくされました。

餌だけはプロテクトしておいて…

Wくんの傘の下に避難。

私以外は当然パラソル持参で。

雨のなか継続中。

後ろからお節介を焼きましたがWくんのウキは動かず…
3時間くらい経ってやっと上がりました。

道具はびしょ濡れですが,気にせず再開。
時間を置くと魚が居なくなってしまうのが上の釣りの辛いところで,再開直後は当然魚っ気はありませんでした。寄せるのも朝よりはかなり時間がかかってしまい,17時まで粘ったものの10枚には届かず。
ラスト数投のところで8枚目を数えて終了となりました。

Wくんはというと,雨が上がってから普段やり慣れている床釣りにスイッチすることで起死回生を図り,終了までに2枚を確保しました。数は出なかったものの,2枚とも42 cmの良型で野釣りを楽しんでくれた様子。
また一緒に行けるといいのだが。もう少し場所,釣り方を研究しておきます。
【本日の道具立て】
竿:15尺 道糸:1.5号 ハリス:0.8号(50 & 60 cm)餌:マッシュ,マッシュダンゴ,凄麩,カクシン
最終釣果:8枚