テンヤタチウオ
2024年10月6日(日) 9:30-15:30
今週は久しぶりの船釣りへ行ってきました。
釣りそのものも長らくやっていないテンヤでのタチウオ釣りです。木曜日くらいに同じ職場のKさんから突然のお誘いがあり,ちょうど予定もなかったのでご一緒することになりました。
今回のメンバーはKさんのほかにUさんとWさんの計4人です。
今回は遊漁船ではなく,マリーナでボートを借りての船釣りということで,朝は遅く9時頃に現地到着。
関空連絡橋をバックにプレジャーボートがズラリと並んでいます。

レンタルの手続きを終え,マリーナを出港したのは9時半頃。

飛行機の離陸とともに出発。
時期的に洲本沖がおそらく鉄板なのですが,神戸沖のほうが型がいいらしいとのことで神戸方面へ船を走らせること1時間弱…ポイントへ到着しました。

神戸沖はそんなにいないかと思いきや20-30隻くらいは居てびっくりです。プレジャー8,遊漁船2くらいの割合。
水深60 mのポイントに入って早速釣り開始。

最初は食ってくるタナがわからないので,底から30 mくらいまで誘い上げてくるのを繰り返していきます。魚が居れば当たってくるハズですが…
3回くらいやっても無反応です。念のため一度回収して餌をチェックしてはみたものの,予想通り食われていませんでした。
魚が居ないところで粘っても仕方ないので,早々に移動します。少し移動して2か所目の水深は90 m。手巻きだとやや手返しが悪い水深ですね。
ここでも基本通り底まで落としてゆっくり巻き上げてきたところ,底から10 mくらいのところで食い上げるアタリがありました。
「これは乗るアタリ!」と判断して間髪入れずに本日初アワセ。
と同時に予想の斜め上のトラブルが発生しました…
開始30分で竿真っ二つ。

穂先ならまだしも,ここで折れたら応急処置の施しようもありません。本日の釣りはこれにて終了です。
「せめて何本か釣ってからにしてくれよ」と思っているとUさんが「私の竿を使ってください」と貸してくださいました。
Uさんもまだ1本しか釣っていないのに,「操船があるからどうせあんまり釣りできないんですよ」との優しい嘘までついてくれました。
一度は断ったものの,結局魚を釣りたい欲求に抗うことはできませんでした。「何本か釣ってすぐにお返しします」と心の中で言いつつお借りすることに。
幸い魚の食いは悪くなく,再開後1投目で1本目を確保。

指3本半くらいです。
この後も絶好調とは言わないまでも順調に釣れて,1時間弱かかって4本釣ることができました。
食べる分は十分釣ったことだし,食いが落ちる前にお返ししようということで,ここで道具はUさんにお返ししました。ありがとうございました。
この後はしばらく休憩タイムです。
タチウオ釣りは初めてというKさん。ポツポツアタリはあるのですが,ちょっと齧ってはすぐ離れるの繰り返しで苦戦されている様子。「何か違和感があったら全部アワセたほうがいいですよ」とそれらしいアドバイスもしつつ談笑タイム。

でもというか,やはりというか1時間もしないうちにまた釣りをしたくなってきました。
といってもUさんに道具を借りるのは申し訳ないので,苦肉の策で使ったのがこれ。

完全にナメ腐っています。
実際細かいアタリはほとんどわかりませんでした。竿の目感度は全くないので,手元に伝わってくる大きなアタリだけをなんとか拾って…

一応釣れました笑
Kさんが昼ごはんを食べている間に道具をお借りして,こちらでも1本確保。穂先のある竿はアタリがわかり易くていいなぁ…

道具を返したあとはまた棍棒ロッドで暇つぶし。何もしないよりはマシということで地道に続けて,非効率極まりない元竿のみの道具でもなんだかんだ3本をゲット。
ボートを返す時刻が迫り,14時半に終了となりました。

最終釣果は8本。専用竿でなくとも折れたとき用の予備は必須だと痛感しました…

【本日の道具立て】
竿:テンヤ専用竿(元竿のみ),リール:オシアカルカッタ300H,糸:pe1.5号,リーダー12号,テンヤ:40号